家族の時間を過ごした日
クリスマスイヴ。
昨年同様、近隣の創作フレンチのお店へ行く。街の小さなレストランといった店内だが、雰囲気も良く料理も凝っていて美味しい。
これは「玉葱とコンソメのムース 帆立貝とウニを並べて」。
子供は時間が経つにつれて少しグズったが、大声で泣き叫んだりはしなかったのでお利口だった。全身パスタソースまみれで食事をしたり、デザートのアイスを「あまーい!」と言って喜んでいた。
またこうして家族の時間を楽しく過ごせて良かったと思う。夫と私は元々は赤の他人で別の家庭で育ったので、多少の常識の違いがある。例えば、クリスマスプレゼントはサンタクロースからとは別に家族からあるのか、また、お年玉は親戚のみで親から貰っていたのか等。当たり前だと思っていたことがそうではないと気付くのは容易ではない。気付くに至るまでの会話が必要だ。お互いに口数が多い方ではないので、きっと時間がかかることもあるだろう。そうやって重ねて出来た家族の常識、ルール、価値観を子供に愛情として注ぐことがこれからの課題であり、楽しみのひとつ。
明日はクリスマス。お気に入りのケーキ屋さんで予約したケーキが待ち遠しい。
そして、サンタクロースは今夜来るらしい。